こんにちは、仮面ライダー大好きまるにです。
今回は2022年冬映画「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」の感想と考察をしていきます。
8つのポイントに絞って感想&考察していくね!
この記事でわかるポイント
- リバイス好きすぎて涙……
- 5人同時変身は圧巻!
- 桜井景和の悪魔!?
- ぽっちゃり王蛇
- 無敗のデザ神・シーカー
- 龍騎たち登場の意味
- 勝者の願いは○○だった
- 浮世英寿の正体!?
公開日 | 2022年12月23日 |
作品時間 | 100分 |
キャスト | 簡 秀吉 前田拳太郎 木村昴 佐藤瑠雅 星乃夢奈 杢代和人 青島心 北村諒 日向亘 井本彩花 濱尾ノリタカ 浅倉唯 八条院蔵人 小松準弥 堀川りょう 神谷浩史 伊藤美来 長谷川雅紀(錦鯉) 須賀貴匡 松田悟志 萩野崇 大貫勇輔 池田鉄洋 山崎一 忍成修吾 映美くらら 戸次重幸 |
主題歌 | Change my future / 倖田來未 |
スタッフ | 原作:石ノ森章太郎 脚本:高橋悠也、木下半太 監督:柴﨑貴行 音楽:佐橋俊彦、中川幸太郎 アクション監督:宮崎剛、藤田慧 特撮監督:佛田洋 |
【あらすじ】仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル
五十嵐家に新たな家族「幸四郎」が誕生!そんな幸四郎の「悪魔」が謎のゲームマスターによりさらわれた。
デザイヤグランプリに招集された浮世英寿たちは「幸四郎の悪魔」を目的の場所へと運ばなければならなかった。
しかし、それは何者かによって作り変えられた新たなゲーム「デザイヤロワイヤル」。
互いが理由も知らず仮面ライダー同士が大激突。そこへリュウガ・ナイト・王蛇も参戦!彼らはなぜ現れたのか!?
さらに「無敗のデザ神・シーカー」により「幸四郎の悪魔」が奪われてしまう!
一輝、英寿たちは無事に「幸四郎の悪魔」を取り戻すことができるのか。
そして最後に生き残るのは誰か!?勝者の願いは……
【感想&考察】(※ネタバレ注意)仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル
2022年の仮面ライダー冬映画「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」は前半約40分間「リバイス」、中盤からラストまでが「ギーツ&リバイス」という構成となっていました。
龍騎は中盤からの登場となっています。
今回は以下の8つのポイントに絞って感想と考察をしていきます。
キーポイント
- リバイス好きすぎて涙……
- 5人同時変身は圧巻!
- 桜井景和の悪魔!?
- ぽっちゃり王蛇
- 無敗のデザ神・シーカー
- 龍騎たち登場の意味
- 勝者の願いは○○だった
- 浮世英寿の正体!?
リバイス好きすぎて涙……
映画がはじまって約40分はリバイスTV放送後の物語でした。
その後の物語というと大したことのない話が多い中、たった40分間で感極まって涙を流したほどとても良い作品として完成されていました。
TVシリーズ最終回で一輝は家族の記憶を取り戻すことと引き換えに、これまでずっと隣で戦ってきた自分の悪魔「バイス」の記憶を失ってしまいました。
しかし、今回の「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」で「バイス」が復帰したんです!
どうやって復帰したのかは映画を観ていただくとして……
僕はバイスの復帰が嬉しくて嬉しくて、子どもと一緒に映画を観ていましたが構わず涙をボロボロ流していました。
一輝よかったねぇ!!!
一輝のこれまでのお節介や誠実さを限りなく表現してくれた前田拳太郎さんの演技に感謝しかありません。
またネタバレになりますが、映画の最後にバイスはまた一輝の前から消えてしまいます。
また一輝が哀しい想いをしてしまうのかと寂しい気持ちになりましたが、幸せな終わり方だなと感じました。
その理由は後ほど「勝者の願いは○○だった」で語ります。
5人同時変身は圧巻!
今回初めてであろう、大二、さくら、ジョージ、花、玉置の5人同時変身!
これは一番興奮しました。
「仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラ withガールズリミックス」でも5人同時変身はめちゃかっこよかったですが、今回の映画でもまた違う5人同時変身してくれたのがとても良かった。
それぞれの変身音が鳴って何がなんだかなんですが、そのめちゃくちゃ加減が凄みを感じさせられてしまいます。
きっと誰もが興奮せずにはいられないのではないでしょうか。
桜井景和の悪魔!?
今作で唯一、ギーツサイドでリバイスのような悪魔の存在を醸し出したキャストがいます。
それは、桜井景和。
大二の悪魔・カゲロウは「お前の悪魔を見てやる」とタイクーンに変身する桜井景和の頭の中?をのぞきます。
するとそこには景和に似た別の人間(悪魔?)がいたのです。その容姿はまるで景和とは真反対の存在のような……
劇中ではここで終わったのですが、きっとこの先のTVシリーズで重要なカギを握っているのでしょう。
ここからは完全にまるにの妄想です。
タイクーンは英語で「実力者」「大物」を意味します。日本の「大君(たいくん)」に由来するそうです。
むかし、日本でたぬきと呼ばれた大物がいます。
それは「徳川家康」。彼は江戸幕府を開き、戦国の世を終わらせた人物で「元征夷大将軍」=「大君」です。
景和の「世界平和」と似ていませんか?
もしかしたら、景和の中には「徳川家康」のような「実力者」「大物」が眠っているのかもしれませんね……
ぽっちゃり王蛇
正直、残念だったのが王蛇がぽっちゃりだったこと。
スーツアクターは20年前と同じ岡元次郎さんでした。
王蛇は次郎さんがいい!当時より20年も経っているから年齢的に……って理由はわかりますが、さすがに劇中はお腹に目線がいってしまいます(笑)
ただ、これまで変わらず演技をしていただけて感謝ですね。
無敗のデザ神・シーカー
今回の悪役は無敗のデザ神・仮面ライダーシーカー(轟戒真)。
無敗のデザ神というのは、轟戒真が以前参加していたデザイヤグランプリで連戦連勝を続けていたための別名です。
このような別名がある割には、優秀な兄たちとかけ離れた存在であり、さらに権力者である父に利用されてしまう悲しい人物なんです。
デザイヤグランプリで連戦連勝を重ねているのであれば、勝者の権利でたくさんの願いが叶えられただろうに……
龍騎たち登場の意味
仮面ライダー龍騎を知らない人にとっては龍騎を知る・気になる・好きになる良いきっかけになったのではないかと思います。
ただ最後まで、わざわざ龍騎らが登場した意味はわかりませんでした。
「MOVIEバトルロワイヤル」の内容がライダー同士戦い合う、これが龍騎のテーマと酷似していたからとしか考えられませんでした。
また、欲を言えば龍騎たちは鏡の前で変身してほしかったな……
勝者の願いは○○だった
今回の「デザイヤグランプリ」いや「デザイヤロワイヤル」での勝者は一輝とバイス、英寿の3人でした。
しかし、願いを叶えられるのは一人のみとのこと。
そしてバイスは悪魔だからダメみたい(笑)
一輝もしくは英寿の願いが叶えられますが、そこは心優しい先輩が後輩にゆずりますね。
一輝のそんなところが好きなんだよ!
結局、英寿がデザイヤカードに記入した内容はその場では明かされませんでした。
そして、映画の最後にバイスがまた一輝の前から消えてしまいますが、そこで不思議な現象が起こります。
本当なら一輝はバイスの記憶を失うはずですが、なぜかこれまでのバイスとの記憶を覚えているのです!
もうお気づきかと思いますがこれはデザイヤカードの力。
「一輝が戦いの記憶を失わない世界」
英寿が書いた願いです。最後に粋なことをしてくれましたね。
ただ「バイスがいる世界」にしたらよかったのに……と思ったのは野暮ですかね。
浮世英寿の正体!?
最後に、今後の仮面ライダーギーツの物語を左右するようなネタバレです。
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「浮世英寿はこの時代の人間ではない」
ギロリがそう呟いて映画は終わりました。
この言葉は映画を観ていなければ知らない事実でしたね。
この時代の人間ではないというのは、デザイヤグランプリ内のことなのか?
そうしたら英寿は連戦連勝を重ねていたシーカーのことも知っていたはずでしょうし。
はたまた、ギーツは関係なくどこかの時代からタイムスリップしてきたのか?
英寿の強さはどこから来たものなのか……
今後も目が離せないね!